図書館での資料の複製が認められるケース

現在日本で発行されている本には、そのほとんどに著作権があります。そのため複製するには著作者の許諾が必要になります。これは、著作物と著作者の権利を守り、文化の発展を促すという目的のためであり、必ず守らなければならない法律です。それは、図書館にある資料も例外ではありません。
しかし、ある一定の条件のもとであれば、図書館にある資料を著作者の許諾なく複製することができます。その条件とは次のようなものです。
一つは、公共図書館や大学図書館など、国で定められた施設であることです。たいていの場合はそういった場所のことが多いでしょうが、一応図書館に確認してみてください。二つ目は、営利目的での複製でないことです。プライベートの利用でのみ、許諾なく複製することができます。三つ目は、利用者の求めに応じて図書館側が行うことです。四つ目は、利用者の調査、研究目的であることです。五つ目は、複製する資料が公表された著作物の一部分であることです。この一部分とは、どんなに多くても資料全体の50%以下であるとされています。六つ目は、一人の利用者が一部のみ複製することです。一つの資料を一人でいくつも複製することはできません。
このように、図書館で資料を複製するには色々な条件があります。しかし著作権を守ることは大切なことですので、気をつけてみてください。

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